国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者?聴覚障害者のための大学です。

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  • 2026年04月30日
  • 国際交流

米国ロチェスター工科大学の学生と現地交流を行いました

2026年3月22日 日曜日から30日 月曜日にかけて、学生5名と教員2名が米国ロチェスター工科大学(RIT:Rochester Institute of Technology)のNTID(National Technical Institute for the Deaf)を訪問し、現地の学生たちとの異文化交流を行いました。

研修には、天久保キャンパスの学生5名(武石 渉さん、村上 和誠さん、坂本 知優さん、青木 蓮翔さん、瀧澤 優さん)が参加し、引率は障害者高等教育研究支援センターの白澤 麻弓教授と田中 豊大助教が担当しました。本研修は、令和7年度国際交流加速センター運営委員会事業の一環として実施されたもので、参加学生は筑波技術大学基金からの助成を受けて実施されました。

 

大学名である「RIT」のモニュメントとともに撮影した集合写真 アジアンデフクラブでのイベントで交流している学生の様子

バディとの交流

RIT/NTIDとの異文化交流は、従来2年に1回行われてきました。今回も従来と同様に、現地のアジアンデフクラブ(ADC)の学生を中心に、本学学生との交流を希望するろう?難聴学生や、手話通訳を学ぶ聴者の学生が「バディ」として参加し、1週間にわたり大学生活を共に体験しました。学生たちはそれぞれのバディと相談しながら活動計画を立て、充実した研修期間を過ごしました。

さまざまな学び

滞在中は、RITでの障害学生支援の体制や情報保障の仕組みに関する説明をはじめ、ろう?難聴者にとって快適な環境設計がなされた「デフスペース」の見学ツアー、手話通訳養成コースの欧宝体育平台_亚博足彩app-唯一授权官网、舞台芸術における情報アクセシビリティの取り組みや劇場施設の見学など、多面的な学びの機会がありました。研修に参加した学生の専攻はさまざまであり、自身にとって関心の高いトピックについてそれぞれ学びを深めました。

学内ツアー中にバディからRITの情報保障体制について説明を受けている様子 最終日のバディとのディナーの時に撮影した集合写真

アジアンデフクラブのイベント

26日 木曜日には、アジアンデフクラブのイベントで、日本文化や大学生活の様子について紹介する時間をいただき、これまでに練習してきたアメリカ手話を使って1時間ほどのプレゼンテーションも行うことができました。発表の後には、お土産として持参した日本からのお菓子を楽しみながら、発表に参加した現地の学生と本学学生の交流が行われました。

これからの展望

RIT/NTIDとの交流は、今後も定期的に行っていく予定です。また、アジアンデフクラブ(ADC)とのオンラインでの交流も企画中です。本学では、今後も海外の教育?研究機関および国際機関との連携を強化し、ろう?難聴者の高等教育および社会参加の推進に寄与するとともに、インクルーシブ社会の実現に向けた国際的モデル構築を目指してまいります。

 

写真は、上下に2枚ずつ並んでいます。

左上は、大学名である「RIT」のモニュメントとともに撮影した集合写真です。

右上は、アジアンデフクラブでのイベントで交流している学生の様子です。

左下は、学内ツアー中にバディからRITの情報保障体制について説明を受けている様子です。

右下は、最終日のバディとのディナーの時に撮影した集合写真です。

(障害者高等教育研究支援センター 田中 豊大/2026年4月30日)